『バカっぽい文章』なのに本人だけは頭が良いと勘違い!?

TwtterやFace bookなどのSNS、レビューサイトの書き込みなどで時々目にするバカっぽい文章。ところが書いている本人は「私は頭が良い、日本語が上手い」と思っているんだろうな…という『勘違い文章』、多くありませんか?

今回は『周囲からバカだと思われる文章』、特に『自分では頭が良いと勘違いしているバカ文章』の典型的なパターンを3つ挙げてみます。

あなたはこんな文章を得意顔で公開していませんか…?

同じ接続詞を連発する

『だから』『ですが』『しかし』等の接続詞。

上手に文章を書くには欠かせないものですが、同じものを連続使用すると一気にバカ文章に。

代表例

「私は宇宙人ですが、地球に来たのは初めてなのですが、思ったよりも良い星だと思います」

「これはいわば太り過ぎの状態であり、いわば肥満である」

特に多いのが逆節の『…ですが』を連発するタイプ。

ブログなどでも毎回「○○○ですが」から文章を書き出す人は多く、最近では文章を書くことを生業としているはずのライターですら「さて○○ですが、これは○○ですが、」とバカみたいな文章を披露。

言いたいことはわかりますが、それならば言い回しを変えて自然な表現にすべき。そもそも自分の文章をちょっと読み返せば「あれ?これじゃおかしいか」と気づくはず。読み返しても気づかない、もしくは読み返さないという時点でバカ確定です。

ところがこの手の文章を書く人は「わたし、文章得意です」と言わんばかりに書いていることが多いんですよね…。

『…いわば』も効果的に使用すれば人を引きつける文章になるものの、同じ意味になることを繰り返しているだけでは残念なだけです。

漢字でアピールする

平仮名ばかりの文章はたしかに幼稚に感じるもの。だからといって人が使わない漢字を多用してみたり、通常は使わない読み方を用いれば「頭が良い」と勘違いしている時点で利口とは言えません。

代表例

「此方としても頻りに話しかけられて五月蝿い」
(こちらとしてもしきりにはなしかけられてうるさい)

「兎に角、徒に時間を浪費するのはやめなさい」
(とにかく、いたずらにじかんをろうひするのはやめなさい)

『此方(こちら)』『所謂(いわゆる)』『寧ろ(むしろ)』など、日常的な文章ではあまり用いない漢字を自慢気に使い「あ、読めない?これは○○と読むんだけど(鼻高)」とやりたがるのは中途半端に学のあるバカの典型パターン。

かっこつけて使いたがる人が多い「兎に角」も正式な漢字ではなく当て字ですので、平仮名で書くのが一般的です。

文学表現や学術的な文章など、場所と読む相手を考慮したうえで使用するのであれば全く問題ありませんが・・・多くの人の目につく媒体やSNSなどの場合、本当に頭の良い人は「誰にでもわかりやすく、読みやすい文章」を心がけるものです。

「~である」口調

これは判断が難しいところでもあるのですが、ある程度年齢のいった男性、もしくはお子様男子に多く見られがちな文章です。

ニュースや批評などは簡潔明瞭な文体のほうが伝わりやすく、丁寧すぎると逆に不自然。しかし単なる個人ブログやクチコミレビューなどを「これは○○○である。なぜなら私は○○○と考えるからだ」といった感じに綴っている人を見ると・・・。

さきほども申し上げたように「適切な場所で適切なメディア」であれば全く問題はなく、むしろ好ましい文体ではあるのですが、位も名誉もないドコの誰かも知らないオジサンが見ず知らずの相手にこの口調で主義主張を発信するというのは・・・いかがなものでしょう。

どう見ても「勘違いしている痛々しい人」にしか見えず、可哀想にすらなってきます。

やたら読点(、)が多い

これは別に本人が勘違いしているとは限りませんが、それでも毎回このような文章ばかり書く人はいます。

自分で気づかないのでしょうか…。

代表例

「先月から、毎日、腕立て伏せを、30回やっています。最初は、大変でしたが、今では、だいぶ慣れました」

この『読点が多すぎる人』には諸説あり、

・息継ぎをする箇所に読点を打つ

・「~ね」と付けられる場所には読点を打つ

・会話のペースが遅い人、文章を読むのが遅い人ほど読点を多用する

…などと言われています。そして「読点が、多いほうが、私は、むしろ、読みやすいと思っている」という方まで。

これだけは断言させてもらいます。

決して読みやすくないです。

派生型として「私は 毎日パンを食べています。しかし 今日だけは うどんを食べました」といったようにスペースで区切る方もいますが、結果としては同じです。

勘違いバカな文章・まとめ

人というものは意外に自分の姿が見えていないもの。

文章だけに関わらず、周囲から白い目で見られているのに当の本人は全く気づいていない。むしろ誇らしげ・・・といったことは多々あります。

そういった状況は「自分は強い」「自分は頭が良い」「自分は偉い」などの勘違いから生まれがち。しかしこの勘違いというものは、自分で気付くことができないからこそ『勘違い』なのであり、改善が難しい問題でもあります。

おそらくそういった方は周囲が何を言おうと聞き入れませんので、そっと距離を離すのが賢い選択かと思います。

私も距離を離されないよう、言動や文章にはくれぐれも気をつけていきたいと思います・・・。