メインや付け合わせ、様々な形でお料理には欠かせない「野菜」
今回はそんな野菜の「新鮮さ」「美味しさ」を見分けるコツを各種類ごとに紹介します。
カボチャ
ポイントは「重さ」。同じ大きさのものを比べて、できるだけ重いほうを選びましょう。
切り取った茎の部分に、縦シワが深く多く入っている物が良いカボチャです。
ナス
ポイントは「ヘタ」。ヘタについているトゲが鋭く、張りがあって尖っているものが新鮮です。
表面の紫色が濃く、つやがある物が良いナスです。
トマト
できるだけ丸型に近い物が美味しいトマトです。形がいびつだったり、角ばっているものは空洞が多い場合があります。
ヘタ付近にヒビ割れのあるものは、あまり味が良くありません。
買ってきたトマトが青みがかっている場合は、室温でしばらく置いておくと赤くなってきます。
ほうれん草
見た目そのまま、色が濃く、葉が厚い物が良いほうれん草です。紅色がかっているものは栄養価も高くなります。
葉の根本、茎の部分から密生しているものを選ぶとなお良いでしょう。
キャベツ
ずっしりと重量感のあるものが、身が詰まっていておいしいキャベツです。
切り口が黒ずんでいたり、ひび割れているものは鮮度が落ちていますので注意しましょう。
スーパーなどで売られている場合、色が真っ白なものは「葉が痛んだ」「虫喰いがあった」などの理由から、外葉を多く剥かれている物の可能性もあります。
だいこん
綺麗な白さで、硬くキメが細かいものが良い大根になります。
クビの部分が黒ずんできているものは古くなっている可能性があり、味も落ちます。
きゅうり
緑色が鮮やかで、張りがありるものが新鮮です。
「表面のトゲがしっかりしているものが良い」とよく言われていますが、それは過去の話。現在は品種改良により「トゲの無いきゅうり」が主流になっています。
頭の部分が柔らかくなってしまっている物は、鮮度が落ちてスが入ってしまっていたりするので注意しましょう。
変にくびれたり、一部分が太くなっている物より、太さが均一な物が良いキュウリです。なお曲がりは味や鮮度とは関係ありません。
ピーマン
緑色が濃く、艶があり、しっかりと張りのある物が新鮮です。
ピーマンはヘタから腐っていくので、痛みをチェックする時はヘタの部分を見ましょう。
たまねぎ
しっかりと硬さがあり、表面の皮が乾燥しているものを選びましょう。
てっぺんの部分が柔らかくなっている物は良くありません。根が伸びてきている物は、品質が低下している場合があります。
ブロッコリー
濃い緑色でこんもりと大きく、よく締まっている物が良いブロッコリーです。
色がまだらになっていたり、黄色がかっている物は鮮度が落ちています。紫色っぽくなっているのは寒さによるもので、むしろ栄養価が高く甘みがあるものです。茹でると緑色になります。
あとがき
今回は基本的な見分け方をご紹介しました。
農家直売所などで購入する場合、スーパーとは形や処理方法が違う場合(根が残ったままだったり、生産地による見た目の違いなど)がありますので、ご注意下さい。